歯科界の窮状−4
今回は介護現場でこそ歯科技工士の力を発揮?を
発信したいと思います。
在宅医療や介護の現場では多職種連携といって医師
や看護師だけでなく多くのコ・メディカルスタッフ
としてケアマネージャーや理学療法士、言語療法士
等が各専門性を活かしお互いが共有した目標に向か
って患者さんのために日々活動しています。
また、訪問歯科での在宅や介護施設での声として、
「お口の中の衛生指導ばかりで入れ歯の不具合が
解消せず、変わらない」との声があります。コレは
歯科医師の問題でもありますし、歯科特有の器械が
ないと治せないとの言い訳になるかもしれません。
しかしながら前述した多職種連携に歯科技工士がい
たらこの問題は解消できるかもしれません。
ただ残念ながら歯科技工士による歯科技工所以外で
義歯の修理や調整は現在の法律では認められていな
いのが現状です。もしもこれが解決できるならば、
要介護高齢者の生活の質も向上してくると思います。