顎関節症って?
「顎関節症(がくかんせつしょう)」ということばを聞いたことのある方も結構いると思います。よくみられる3大症状としては下記のとおりです。
1、あごの関節付近の痛みや周囲の筋肉の痛み
2、あごが「カクッ」となる
3、口があまり開かない(開けられない)
原因は必ずしもひとつではありませんが、少なくとも今抱えてる症状を少しでも楽にすることが重要です。そのためには今起きている症状がなぜ起きるのか、原因をつきとめ説明をしてもらえるだけでも悩んでる方からすればかなり心因的にも楽になると思います。
しかしながら、健康保険での診療限界が邪魔をしてしまい十分な診査や検査ができないのも事実なのです。
健康保険は国の医療費という予算の中での限界医療なので残念ながら「原因治療」からは程遠い「対症治療」しかできないため、顎関節症で悩んでいる国民が減ることはないだろうというのが私の予測です。
たとえ大学病院でも治療法は「硬いものを咬まないでください」や「いつも上下の歯を開けていてください」などのアドバイスで終わってしまっているというのが現実です。