知覚過敏 3

知覚過敏のよく発現する場所は歯と歯ぐきの境目の根元にちかいところですが、最近では歯の表面のエナメル質がすり減ったり、溶けて内層の象牙質がでてきて冷水痛や痛みを感じたりということが多くみられます。

日中の歯の接触癖や歯ぎしり・食いしばりといった必要以上の「力(ちから)」で、ぶつかり続けていると歯のすり減りが急速に進み知覚過敏が発現します。

象牙質 の露出

歯の表面の茶色くみえてるところが歯の表面のエナメル質がすり減り内層の象牙質の露出してしまっているところです。
エナメル質はpH 5.5で溶け始めます。多くの食べ物は5.5以下の酸性です。特に、炭酸飲料や黒酢のようなすっぱいものを長時間かつ頻繁に口にしているとエナメル質は徐々に溶けていきます。

歯は消耗品ですので必要以上の接触は「悪」となります。歯の減り具合が気になる方はかかりつけ医での診査診断を受け、対応策を考えてもらうことをお勧めします。

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