西東京市|歯列矯正・かみ合わせ治療のひかり歯科医院
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口呼吸

口呼吸 9

いままで口呼吸についていろいろ論じてきましたが鼻呼吸に比べデメリットが多いのがおわかりいただけましたでしょうか。

鼻呼吸は鼻を通ることにより空気が加湿され、埃があっても繊毛と呼ばれるもので吸着し、また菌・ウイルスをも同様に吸着し内部への侵入を水際で防いでいます。

菌やウイルスは乾燥しがちな冬に部屋に加湿器を置くのと同様、加湿されるところでは活動が弱まりますのでたいへん理にかなっています。

以上より口呼吸はわれわれ人間の持っている免疫システムを壊してるとも言えます。

 

口呼吸 8

口呼吸に効果があるものとしてラビリントレーナーという商品があります。

当院でも摂食嚥下機能の低下した方やお口周りの筋力低下によりむせることが多くなってきている方などに推奨しています。具体的にはものを飲み込む(嚥下)ときにつかう舌・口輪筋・頬筋といった筋肉を鍛えるためのツールです。

口呼吸に伴い、舌突出癖や舌炎、舌痛症、前歯の歯肉炎や前歯が乾くことによるむし歯の発生、発音障害、顎関節症、姿勢異常などさまざま症状が起こります。

本商品はもともと摂食嚥下訓練のために開発された商品で、私が師事している元日本歯科大学教授の稲葉繁先生が発案・試行錯誤した結果商品化されたものです。

 

 

口呼吸 7

前回ご紹介した「あいうべ体操」ですが、福岡県のある小学校では2009年中ごろからはじめたところ年々インフルエンザにかかる子供たちが激減したとのことで非常に大きな効果が出ているということです。

当院でもこのトピックスをお読みになった方たちから

「口呼吸は睡眠時無呼吸症候群とは関係があるのか。」

「鼻で息をするようになったら姿勢が良くなった。」

「腰痛が楽になった。」

などいろいろな感想をいただきました。

今後も参考になることがあれば随時みなさまにお知らせしたいと思います。

口呼吸 6

鼻呼吸を獲得するのに有効な「あいうべ体操」というものがあります。

簡単な口と舌の体操を行うことで表情筋を活性化させ舌の位置が正しく変化することで鼻呼吸を獲得しやすくするようになるというものです。

次の4つの動作を順にくり返します。

声は出しても出さなくてもかまいません。

①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける

この体操は慣れるまでは、2~3回程度に分けたほうが続けやすく入浴時にやるのがおすすめです。また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理に動かすのはダメです。

この体操は、みらいクリニック 院長 今井 一彰 先生 が考案されました。

*詳しく知りたい方は、本もでていますので参考にされてください。

タイトル:免疫を高めて病気を治す 口の体操 「あいうべ」

著者:今井 一彰(みらいクリニック院長)

発行:ビタミン文庫 マキノ出版

価格:本体1,300円+税

口呼吸 5

口呼吸は言葉を話す人間だけが得てしまったと言われてます。ほかの動物は口から呼吸することはできません。口呼吸の医科的な最大の弊害は咽頭リンパ組織の乱れ、鼻粘膜の委縮、口の中の細菌繁殖によって引き起こされる免疫異常と言われてます。

逆に鼻呼吸を獲得することで異物が直接咽頭へ入ってくるのを防げることからインフルエンザの罹患率も劇的に下がります。

次回は、鼻呼吸がしやすくなるための方法をご紹介します。

口呼吸 4

前々回のTopicsにて書いた通り口呼吸が原因と考えられる悪い歯並びの場合には、頑張って矯正治療で歯並びを治しても再び歯並びが悪くなってしまう可能性があると書きました。

特に小児期から矯正治療を始める場合もっともはじめにやるべきことは「悪習癖の除去」です。次に「あごの骨格の成長コントロール」が挙げられます。「歯並び」はそれらのことを是正したうえでの最終段階として治療します。

つまり原因となる悪習癖の修正もせずに見た目だけの歯並び治療をしても治療後の後戻りの原因となってしまいます。これではまずいと思います。

本来、人間は赤ん坊の時には鼻呼吸です。母乳を吸っているときは鼻呼吸をしています。

卒乳が早かったりすると口呼吸を早くに覚えてしまいます。私の診療室ではお母さま方に子供がもういらないというまでしっかり母乳をあげるよう指導しています。できれば2歳半以降3歳くらいまでが理想ですが、そこまで母乳というわけにもいかないので、卒乳後は正しい形態のおしゃぶりをお勧めしています。

これが正しい口腔育成につながりひいては鼻呼吸にもつながると考えています。

口呼吸 3

口呼吸をすると口の中が乾き、唾液がなくなってしまう「ドライマウス」という状態になりやすくなります。また、花粉症などが原因でおきるアレルギー性鼻炎のため鼻の通りが悪くなり口呼吸となってしまうこともあります。

さらにアレルギー反応を抑えるために飲んでいるお薬が原因でかえって口が渇いてしまう方もいます。

飲み薬の多くは副作用として唾液量を減らすことがわかってますので、これではいったいどうしたらいいのかとなってしまいそうですが・・。

一般に口呼吸になる大きな原因はお口周りの筋肉や舌の筋力低下と言われてます。

ドライマウスの自覚がある方は口が乾く原因を知ることが大切です。

気になる方は学会HPも参考にしてみてください。

http://www.jsoms.or.jp/public/soudan/kuchi/kuchi05.html

 

口呼吸 2

前回の口呼吸 1 で記した以外にも歯並びの問題もあげられます。口呼吸の方々で多く見られるのが、口周りの筋肉がゆるむために前歯が出てしまったりする上顎前突(いわゆる出っ歯)や開咬(奥歯だけかあたり前歯がかみ合わない)状態になりがちです。

このような状態になると歯列矯正を考えたりしなければならなくなります。また、開咬は顎関節症の大きな原因にもなります。

しかしながら、もっと根本的なことを考えなければ見た目だけ治しても悪い歯並びが再発してしまいます。

矯正治療後の場合これを「後戻り」と言います。

口呼吸 1

みなさん「口呼吸」をご存知ですか?私は10数年前から保育園の園医、現在は小学校の校医として地域のお子さんたちの健診事業に従事させていただいてますがここ数年「鼻呼吸」ではなく明らかに「口呼吸」をしているために起きているだろうということがあります。

もちろん子供たちだけでなく、大人の口呼吸も自分の診療室でよくみられます。

では口呼吸だと何が良くないのでしょうか。お口の中が乾燥しやすく口臭の原因になります。

また唾液による循環が少ないため自浄作用が働かず虫歯や歯周病になりやすいです。さらに風邪などの感染症にもかかりやすいことが考えられます。

そして姿勢にも影響します。もし、嘘だと思うのなら口を閉じた状態で鼻から息を大きく吸ってみてください、次に口だけでやってみてください。

どうでしたか?

胸が大きく縦方向に伸び背筋がピッとする感じがわかりましたでしょうか。

それに鼻呼吸は鼻毛がフィルターがわりもしてくれるのできれいな空気が体温で加湿され肺に届くのです。口呼吸のデメリットが少しはおわかりいただけましたか。

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